クアラルンプールが1位にランキング!!

The top 10 cities for expats living and working abroad in 2021

expatsは駐在員と訳されますが、いわば自国の外、海外で働くためにKLに移動し生活をしている人たちのこと。

これらの人からKLが最も生活のしやすい都市としてドイツが本社のインターネーションズ社の調査結果として選出されました。(詳細は以下URL)

https://www.cnbc.com/2021/12/01/the-top-10-cities-for-expats-living-and-working-abroad-in-2021.html

特に優れている点は「新しい友人を作ることが容易である」こと。

私は会社員でも駐在員でもないですが、コロナ禍に外国人としてクアラルンプールで事業経営をしている者として、英語が通じやすくお仕事でも普段の生活でもコミュニケーションが取りやすいので、すぐに携帯番号を交換してSNSのやり取りが始まる事実もあり、確かに新しい友人や繋がりを作り易いと感じており、快適な要素であります。

その他、私の視点で感じるメリットは以下です。

・天災(地震や津波、高潮被害)が極めて少ない

・住居環境が充実(プール・ジム・セキュリティ付きで利便性の高い場所に合理的な価格で住める)

・医療水準が高い

・仕事とプライベートをしっかり分ける(ライフワークバランスがそれなりに良い)

・多民族国家であるので、衣食住の選択肢も多く日本のもので生活を送ることも可能である

・デジタル化が生活に浸透しているので、キャッシュレスや買い物代行をはじめ各種デリバリーサービス、金融サービスを一度体験するとその利便性から離れずらい

・会社は外資規制もなく比較的作りやすい(今はライセンス取得には時間が掛かるが)

・実は自然と共存していて、郊外に行くとキャンプや森林浴なども楽しめる(日帰り可)

治安についてもこれまでは比較的良かったと思いますが、コロナの影響で失業率が上がったり、事業をやむなく停止せざるを得なくなった小売店等も多く、ホームレスの増加やストリート販売をする人も目にするようになりました。このことは決して治安悪化に直結している訳ではないですが、私たち日本人は一般的に生活に苦労をしている、とは考えられていないので、油断をしているとひったくりやスリにあったり、スマホ歩きをしているのならそのスマホ自体が価値の高いものとしてターゲットにされることもあるので、注意が必要なレベルになっていると感じています。

また、欧米式のインターナショナルスクールが多く、母子留学の対象都市として人気もありましたが、こちらについてもコロナで学校経営がリセットされていますので、今までの情報に飛びつくことなく専門化に現在のリアルな状況を確認することをお勧めします。

さらに拠点化を考える上で外せない「衛生面」「食事」「宗教・文化」について慣れなる必要がある点を、についても以下に整理します。

まず押さえるべき点は水です。残念ながらクアラルンプールは下水道管の質が悪く、水道から茶色く濁った水(サビの影響)が出てくることが多いです。したがって、浄水器を使うことが必要になります。

将来的に影響が出ないとも言い切れないので、飲料水のみならずお風呂やシャワーでも使うことを推奨します。

詳しくはこちらの記事も参考にください。
(マレーシアのお水事情

街自体は東京の繁華街ほどゴミが落ちていない、ということはありませんが、KL市役所が清掃業社に委託し街の衛生管理目的で毎日早朝に清掃を実施しております。

もちろん屋台街や繁華街に行けばそれなりの衛生具合でチョロチョローと動く小動物を目にすることもあります。また常夏の東南アジアですから、ごくたまにオオトカゲなんかと遭遇することもあります。

食事はお金を払えば食べたいものが手に入る環境です。

海外の食材を中心に売っているスーパーもありますしお酒も普通に買えます。

無理にマレーシアの食事を取る必要もないですし、上述の通りご自身の趣向と予算に合わせて選択が出来る環境があります。

これは外食も同様で、和洋折衷、ローカル(マレー系、中華系、インド系、中東系)とお店自体は揃っていますので、自分に合うスタイルを楽しみながら作り上げて行くことが出来ます。

宗教・文化については、イスラム教のモスクやヒンズー教の寺院、中華系の寺院に足を運ぶことをお勧めします。

ほぼいずれの場所で、各宗教が大事にしている思想や習慣、タブーなどそれらがマレーシア生活でどう根付いているかを係の方が説明してくれます。

私も駐在員時代には実際に週末を活用して5箇所ほど宗教スポットを巡ってレクチャーをしてもらいました。

表面的に知っているようなこと(例えばイスラム教は豚がNG、ハリラヤやハラル認証など)の背景を理解しておくことで、日常生活を快適に過ごせます。

特にアザーンと言われるイスラム教のお祈り(1日5回)時間には、街中に大きな音声が流れますが、それもどんな意味合いがあるかを抑えておけば、自然と生活の一部として慣れていくと思います。

私たちが日本の生活で感じないこと、つまりマレーシア生活とのギャップについての理解はやはり抑えておきたいですね。

例えばコンビニで缶ビールを買ってイスラム教徒のローカルが行くような屋台街に行き、食べ歩きをする、なんていうことは直接的に嫌な顔はされませんが、なぜアルコールがタブーであるかを理解しておくだけで、このようなお上りさん的な行動はまずしなくなると思います。

生活全般の環境は恵まれているという調査結果が出たクアラルンプールを拠点にする際に、以上の観点が参考になれば嬉しい限りです。

店員さんと仲良くなるとその場でSNS交換。その後、チャットやり取りでで繋がりを深めることも!

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鈴木健吾

Kengo SUZUKI

NEOLIZE SEA SDN.BHD.代表。 人生の選択肢として第2の拠点をマレーシアに設立し自ら実践中。 当地のデジタルエコシステム形成に関わる民間企業、スタートアップ、投資会社、政府機関等に幅広いネットワークを持つ。拠点立上げ・組織/体制作りと運用・テック系新規事業の事業化に精通する。東南アジアをカバーする当地のVC(Venture Capital)アドバイザーも務める。クアラルンプール在住。

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