マレーシアの公用語と英語力は?
マレーシアの公用語はマレー語ですが英語については日々の生活で広く使われており、公用語と言っても良いレベルです。
(ただし地方に行くと英語が話せない地域や世代によっては英語教育を受けていない人達もいます)
実際にEF Eduction First社の行った最新の2021年版、英語能力ランキングを指標としてみると、マレーシアは対象の112か国中第28位に当たります。
アジアの中ではシンガポール、フィリピンについで3番目のカテゴリーとしてはHigh Proficiencyになります。
日本は78位、お隣のタイは100位、インドネシアは80位、ベトナム66位ですので、英語力の高さが理解いただけると思います。
マングリッシュ?
マレーシア人の英語の発音については、
マングリッシュと言われるように独特の訛りがあります。イングリッシュとマレーシアを掛け合わせた造語です。
わかりやすいのは、語尾に上がり調子で「lah(ラ~)」と付けることです。彼らは毎回確認を求めるように、話の最後に「ラ~」と聞いてくることもあります。
他にも発音やイントネーション、文法もネイティブとは当然違います。お隣の、シンガポールの英語もシングリッシュと呼ばれ、同じようなまりがあります。
マレーシアの歴史を紐解くと、イギリス統治時代が長かったため、街中で見る英語もスペルなどはイギリス英語寄りではありますが、マングリッシュがイギリス式の英語に近いかと言えば、相当離れています。
とはいえマレーシアは英語を第二言語として話す国ですから、日本と同じ定義になるのです。日本人の私達も日本なまりの英語を話すわけですから、マレーシアの英語に完璧な発音や使い方を求めるのもおかしな話だし、ネイティブの国でもオーストラリアのようになまりが特徴的な英語もあるので、当地で生活をして行く上では、あまり気にしないで意思疎通が成立することに重きをおくのが好ましいです。
マレーシアの方は日本人が話す英語をよく聞いてくれますし、間違いも気にしないので、最初マレーシア英語の発音が聞き辛いと思いますが、慣れてしまえば英語が通じやすいと言える環境です。
ネイティブ英語は通じ辛い?
いわゆる学校で習う現在完了形とか、仮定法などの文法を使った文章的な英語は、日常会話の場面では「は?」と言われることが多いです。過去形すら使わずに動詞を現在形のままにした方が相手に分かってもらえたりします。
私は以前にクアラルンプール在住で駐在員でしたが、「マレーシアに住むほど英語が崩れていく」と感じたことがありました。
アメリカとニュージーランドへの留学経験がありますので、余計に強く感じたのかもしれません。
一方でお仕事で当地の会社の重役や国の機関の方との打ち合わせでは、より相手に伝わるという意味では正確な英語が求めれます。
相手もオーストラリアやイギリスへ留学した経験もあったり、また日々使用する英語自体がプロフェッショナル同士での意思疎通なので発音自体もマングリッシュというよりはビジネス英語としての英語、というレベルです。
向こうがネイティブではない分、こちらも不完全な英語でも臆せず話しやすいというメリットもありますが、このあたりはしっかりと語学との向き合い方を理解して学びを深めて行くことが必要です。
マレー語は必要?
マレーシアに生活して3年以上になりますが、公用語のマレー語は挨拶とレストランでオーダーするくらいで事足りています。
日本語は当然通じないので、ある程度の英語力があれば部屋を現地の業者から借りることもできたし、日常の用事も済ませることができます。
ちなみに、中国語(マンダリン)もよく通じる国なので、英語がまったく話せなくても中国語ができれば暮らすことができます。実際、それを背景にマレーシアに移住してくる中国人や香港人もいるし、街中での中国語の看板も頻繁に目にします。(彼らも英語は不自由なく話せるレベルですが)
とはいえ、現地の言語ができれば生活の幅が広がったり機会増大にもなりますので、興味のある方はマレー語習得にチャレンジするのも良いと思います。
まとめ
今回の内容でマレーシアの英語のレベルと生活する上で必要な日常のイメージが沸いたと思います。
言語はあくまでもコミュニケーションの手段ですので、マレーシアにおいても現地に適した使い方とアクセントに慣れていくことで、生活が充実してくると思います。
あまり先入観を持たずに、習うより慣れろで楽しむ感覚を持って来られると自然と現地の生活に溶け込める環境がここにはありますよ。

配車サービスを使って移動するときも英語は必須。カタコトでも話せればドライバーさんと仲良くなりSNSで繋がったりも!
